トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目 ― 2015/10/11 07:03
秩父宮に行ってきた。
プレシーズンリーグでリーグ戦3位だったチームのボウルトーナメント決勝と順位決定戦、セブンズでいうと9位から12位の順位決定戦ですね。
第一試合は、ボウルトーナメントの3位決定戦、NECグリーンロケッツ対ヤマハ発動機ジュビロです。NECのほうが好きなんだけど、先日、高校の同期がヤマハのスタッフだということがわかり、この日も、試合前に見かけて挨拶したので、今日はヤマハを応援。
両チームとも、攻撃でフェーズを重ねるのですが、アタックよりディフェンスのほうが厚くてなかなかトライまで持っていけません。ジュビロのディフェンスはいいですね。タックルに入ってもすぐ立ち上げることが意識付けられてて、寝ている選手がほとんどいないという状態、NECは、昨季までのラトゥ選手のような接点で少しでも前に出られるインパクトプレーやがいないのでなかなか進むことができませんでした。
NECは、リーグ戦のときにも感じたのですが、決定力不足な感じが否めませんでしたね。SOのウェブ選手のハイパントもあまり効果的な攻撃になって無かったですね。
一方でヤマハは、若手主体ということはありましたが、よくファイトしていたと思いますし、攻撃もよかったですね。
やっぱり、11月からの本番シーズンを見据えて、テスト的なところは否めないんだろうなぁ...ヤマハは、後半、かなりスクラムにこだわって勝負かけてましたから。まぁ、このシーズンがスタートしたばかりのときの、明らかに練習試合的なところはだいぶ払拭された試合にはなりましたが、本番に比べると...ですね。秩父宮FMで解説してたレフリーの方も同じような話をされてました。
NECは、本番シーズンに向けて攻撃力をどのようにあげていくかというところが課題ですね。JAPANで不在の田村選手が戻ってきても、今のコンビネーションでは、上位は狙えないように思います。
ということで、4トライを奪って、26対18でヤマハが勝利しました。
試合後、後半交代出場の曽我部選手の耳に何かついたのでよく見てみたら、マウスピースでした。マウスピースを耳にかけてる選手始めてみた。曽我部選手コメントも面白いのですが、行動も面白いですね。
今日1トライのモセ・トゥイアリイ選手、元NewZealand代表。試合中の厳しい顔からは想像できない気さくな感じの方でした。自分が着てたニュージーランドのオタゴ代表のジャージを見て、「いいジャージ着てるね」ってニッコリしてました。
SOの大田尾選手。今日もやわらかいフォームで絶妙なキックを蹴ってました。この方のプレイは芸術的ですね。
プロップで先発出場の山本選手。今日のヤマハ、スクラムが良かったです。勝利の一因であった事は確かでしたね。で、山本選手、さすが関西人グリーティングでのノリも良かったです。
第二試合は、ボウルトーナメント決勝戦、NTTコミュニケーションシャイニングアークス対キヤノンイーグルスです。どっちも好きなチームなのですが、今日はNTTコムを応援。先日もらった、NTTコムの応援ビブスを着て応援しました。
前半は両チームともよく攻めてました、ただし、立ち上がりが良かったのはキヤノン。NTTコムは、小さなミスが多くて、敵陣に入っても押し戻されるという時間が続いてました。エンジンがかかりだしたのは、前半も半分を過ぎたあたりからでしょうか?それでも、ポイントへの2人目のよりが遅かったり、どうもちぐはぐな感じでした。
前半は、キヤノン18点、NTTコム10点、点差以上にキヤノンの方が動きがよく、前半だけ見ていたら、キヤノンの圧勝かと思われたのですが...。
ハーフタイムでどう気持ちを入れ替えたんでしょうか?
前半と打って変わって、後半開始からNTTコムの動きが良くなりました。キックオフでボールを確保してから、敵陣まで進むスピードが前半と異なってました。メンバーは交代してないので、気持ちを入れ替えたとしか思えないような変貌振り。ポイントからの球出しのテンポも良くキヤノンのディフェンスがついていけない場面が増えてきました。
立ち上がり10分までにNTTコムが2トライをあげて逆転、そのあと、キヤノンが1トライを取り返したのですが、キヤノンが良かったのはここまで、NTTコムの猛攻を何とか抑えるのが精一杯で、得点を重ねるまでにいたりませんでした。一方で、NTTコムは前半とはまったく違うチームになったかのように、得点を重ね、終わってみれば後半だけで5トライ、48対25と大差をつけて勝利しました。後半、NTTコムは、フォワードが良く走ってました。フランカーの金選手、フッカーの三浦選手が2つずつトライをあげましたからね。金選手はディフェンスでも早稲田らしいしつこいプレーでキヤノンの攻撃の芽を摘んでました。マン・オブ・ザ・マッチはこの二人どちらかと思っていたのですが...。
結局、南アフリカ出身のロックのヴィリー・ブリッツ選手がマン・オブ・ザ・マッチを獲得しました。確かに彼、攻守ともに良く仕事してました。攻めては、1ミリでも前に出る、守っては献身的に走り周りタックルしてボールに絡む、良く考えたら元々、バックローの選手でしたね。とにかく良く走ってました。NTTコムは良い選手を獲得しましたね~。
キヤノンは、外国人選手を基点にして良く攻めていたのですが、後半、勢いが止まってしまってました。後半スタミナ切れなのかな?応援しているチームのひとつなのでがんばって欲しいですね。
NTTコムの八藤後選手、光井選手、佐藤選手。気さくな感じの3人でしたね。フランカーの八藤後選手は地味な感じなのですが、良く走っていて、ファイトあふれるプレーをみせてくれます。今日も1トライあげてました。新潟出身だから地味なのかなぁ?
秩父宮ラグビー場のミニFMにメール送って、プレゼントもらいました。FMラグビーステーションのステッカーです。カッコいいけど、もっとラグビー色出してもいいんじゃないかなぁ?
先週と打って変わって、急に涼しくなりました、もう秋ですね。ということで、こんな小さなお客様も秩父宮ラグビー場に来ていました。
試合開始前の電光掲示板。改めてみるとやっぱり凄いことですよね。ワールドカップでJAPANが2試合も勝利してるなんて。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。ということで、記念に写真を撮りました。
今日も、雨の中、カップトーナメントの決勝と順位決定戦を見に、秩父宮へに行きます。そして、明日の早朝には、JAPANのUSA戦。この連休もラグビー三昧だな...。
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