トップリーグ 2016-2017 第8節2016/10/23 08:03

 ここのところ、どこも遠いな...やっぱり2時間だ...
トップリーグ 2016-2017 第8節
 てことで、町田市立野津田公園陸上競技場に行って来た。
 だ・か・ら・ぁ、トラックがある競技場は好きじゃないんだってば...。
 で、昨日の試合は、地元のキヤノンイーグルスとパナソニックワイルドナイツの試合、キヤノンのフォワードが爆発すれば、面白いかもね。
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 この日、チーム旗、リーグ旗が、半旗になっていました。20日に亡くなられた元JAPAN、そして元代表監督、神戸製鋼コベルコスティーラーズのGMの平尾誠二さんへの弔意を表してのことです。平尾さんは、同志社大学3連覇(当時、学生初ですね)、神戸製鋼の社会人リーグ7連覇(7連覇しているのは、新日鉄釜石と2チームだけですね)で活躍し、JAPANでは35キャップでキャプテンとしても活躍されていました。昨年のワールドカップのあと、テレビで拝見したときに、変な痩せ方されているなと思っていたのですが、病気だったんですね...。自分は、同世代、そのキラキラに輝いていた時代も知っていて、かつ、これからのラグビー界を牽引できる大事な存在だと思っていたので、本当に残念でなりません。
 自分ができることは、彼の意思を繋いで行く若い世代を応援するくらいしかありません。ということで、これからも、会場に足を運び続けたいと思います。
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 さて、この日の試合ですが、パナソニックは、いまひとつチームとしての力強さがありませんでした。始終、フワフワとした試合運びでピッとしたところがいまひとつ見られませんでしたね。自分が見たここ数試合の中では、一番良くなかったんじゃないかなぁ...。
 結果は、29対16でパナソニックが勝ったんですけどね。ハーフタイムの時点で、一緒に見に行った友人と、先日のサントリー戦のような感じの前半だったので、「もしかすると、もしかするかも」って言ってました。
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 ハンドリングも悪く、パスミス、ノッコンがいつになく多かったですし、セットプレーも、特にラインアウトが安定していませんでした。ラインアウトだけ見るとキヤノンのほうが安定してましたね。スタッツを見たら、しっかり数字に表れてました。ラインアウト成功率、キヤノン90.9%に対し、パナソニックは80%、数字以上に良くなかった感じがします。
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 一方、キヤノンは勢いがありました。結果としてはトライ1本でしたが、何度も、パナソニックゴール前まで、リズムのいいアタックで迫ってましたからね。フェイズを重ねてジリジリと迫るというよりも、パナソニックのディフェンスのほころびをうまく突いて、スルスルっと抜けていくって感じでした。
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 キヤノンは、上の写真でボールをキックしている、南アフリカ代表のウィリー・ルルー選手が大活躍でしたね。判断の良いランも良かったですし(個人スタッツを見るとこの日のゲインメーターは126、チームで一番走ってました)、距離のあるキックで、見方を何度も押し上げてました。ウイングの原田選手も良かったですね、サイズは、164cm、73kgと小さい選手ですが、体幹が強い。この日唯一のキヤノンのトライも、ライン際を駆け抜けて、パナソニックの林選手のタックルを跳ね除けて(林選手のタックルミスってこともありますけどね)のものでしたし、ハイパントのキャッチでも、何度も、体を張ってキャッチしていました。あと、SOで先発のジャンクロード・ルース選手も、的確なキックでチームに勢いをつけてました。彼はノンキャップで、Super Rugbyにも参加していませんが、この日は、いいプレーでチームを引っ張ってました。
 で、やっぱり、アダム・トムソン選手かな。彼のジャッカルはとにかく凄い、体躯を生かして、何度もボールを絡め取ってましたからね。
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 先に書いたように、パナソニックは、フワフワしたゲーム運びでしたが、最終的には4トライ、3トライ差のボーナスポイントも獲っての勝利。その4トライの内の3トライは、ウイングのタンゲレ・ナイヤラボロ選手の個人技であげたもの。
 下の写真の矢印のところをはしっているのが彼、自陣でキヤノンのパスをインターセプトしてのゴール真下への独走トライ。まるで、セブンズのトライのようでした。
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 上のプレー以外にも、ライン際を何度も、駆け上がってましたし、タックルを弾き飛ばしてのトライもみせてくれました。ゲインメーターも、この日ダントツの209、いや、本当に数字に表れている通りの大活躍でした。
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 あと、やっぱり山沢選手ですね。彼の魅力はラン、距離の出るキックも良いのですが、相手のディフェンスの穴が、完全に見えているとしか思えないようなその走り。彼も今季のファンタジスタの一人ですね。ゲインメーターは20と、数字で見ると決して長くありませんが、要所での彼の走り、見ていてワクワクします。難点は、たまにキックミスするところかな。ここが修正されれば、もっと成長すると思います。
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 キヤノン負けちゃいましたけど、何度かいいアタックを魅せてくれましたし、後半、自陣ゴール前での堅い守り、今後に繋がるプレーだったと思います。
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 パナソニックは、昨季までの爆発的な強さが、まだまだみられませんね。主力が怪我で出ていないのも不振の要因のひとつかもしれません。キャプテンの堀江選手も、昨年のワールドカップからSUNWOLVESと、連戦でちょっと疲れが出てるんじゃないかなぁ。この日も、いまいちキレが良くなかったからなぁ...。
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 さて、来週は日曜日に太田で試合、観にいこうかなぁ、どうしようかなぁ...。

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